ココ最近の赤貧打線に関する数字をこねくりまわしてみた。その結果驚くべき事実が判明した。
などと言うのは大仰な話で、特別トラ打線が貧弱だと言う訳ではなさそうである。首位を独走するオレ竜も5,7月に関してはトラと同じような傾向が見られる。(但し、得失点ともに数字としてはオレ竜が一枚上ではあるが…)
むしろ、特筆すべきはタイガースと4月の数字とオレ竜の7月の数字とタイガースの7月の数字とオレ竜の4月の数字が似通って居ることである。しかし、残念ながら勝敗が似通っていないのが、5.5ゲームも離される原因になったのではないだろうか。
技術的にも、精神的にも、またチーム全体としてもオレ竜の方が一枚上手であると思われる。来年以降、このようなチームを相手にどう戦って行くのか?
もし攻撃面において横綱野球(85年のイメージ?)で勝ち抜こうと思うのならそれ相応の選手がそれ相応の技術(最低限、どんな状況下においても一発で仕留めるだけの力量)を身につける必要があるのでは無いだろうか。
また投手にしても先発は6回で良いのか?それなら中4日程度で回して、リリーフ陣にもローテションを確立する必要があると思うのだが…
まぁ、今年に関しては1,2番と5番がほとんど機能していないので、ある意味仕方の無い部分があるのかも知れないが、チーム編成として驕りというか、計算違い(片岡、桧山、藤本、関本)はあったハズだと思う。厚そうに見えた選手層が実は薄かった事がはっきりしたのでは無いだろうか。この辺りも来季への課題であろう。
以下簡単な資料を貼り付けておく。
Fig1から4までの黄色のグラフがトラさん。Fig5から8までの青色のグラフが竜さんです。
一番下のfig8(7月のオレ竜)と比べて頂きたい。平均の得失点差は0.31ポイント程度しか変わらないが、勝敗では4つ(上下で8になる)も差が有る。
5月は顕著な違いは無いなぁ…
6月も顕著な違いは無いなぁ…
直ぐ下のfig5(月のオレ竜)と比べて頂きたい。どちらも平均失点が平均得点を上回っているが、勝敗には大きな差が見られる。